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「このままでいい」なんていわないで!―ダウン症をはじめとする発達遅滞者の認知能力強化に向けて

「このままでいい」なんていわないで!―ダウン症をはじめとする発達遅滞者の認知能力強化に向けて
ルーヴェン フォイヤーシュタイン
「このままでいい」なんていわないで!―ダウン症をはじめとする発達遅滞者の認知能力強化に向けて
定価: ¥ 2,993
販売価格: ¥ 2,993
人気ランキング: 48444位
おすすめ度:
発売日: 2000-07
発売元: 関西学院大学出版会
発送可能時期: 通常3?5週間以内に発送

すべての親や教師が使える方法ではないが・・・。
教育や療育などには何とか法とか何とかメソッドという様々な方法論が多く存在していますが、特に一般的ではないような方法論はその根拠が非常に曖昧であったり、宗教的な色彩や精神論的な色彩が認められるものさえあると思います。そして、障害児を抱えた親は目の前の子供を何とかしたい一心で色々な方法論に対してすがるような気持ちでその門をたたくことがあると思います。ただし、それらが科学的な根拠に基づいているものなのか、そして本当に効果があるものなのかという吟味は十分にできないまま始めてしまうのです。
日本でサービスを受けられるそのような方法論の中には、きちんとした科学的な検証を受けたものが全くないに等しいのではないかと思います。また、科学的検証を受けること自体を拒否しているものもあります。
そんな中にあって、このフォイヤーシュタインの方法論は科学的な検証を受けたものであり、その点だけを取ってみても客観的に信頼性は高いと思います。残念なのは日本の教育界、医学界そして心理学会などのアカデミックな方面によるアプローチが全くされていないことです。そして、この本の訳者達だけが一握りの日本での関係者のようです。
さて、本書の内容についてですが、初めて本書に出会った時はその創造的な方法論に対して非常に衝撃を受けたのを覚えています。過去にBBCで取り上げられた際には「考え方を教える方法」と放送されたそうで、私もまったくその通りだと感じました。人間に対する見方を変えてくれる貴重な一冊です。

今の日本には、本当に必要な本
 息子の知的発達の遅れで悩んでいたとき、この本に出会った。出版のすぐ後にあった、フォイヤーシュタインの教育方法のワークッショプに参加し、ついには、パリでの国際ワークショップにまで参加して学んだ。
 結論を言えば、ここで紹介されている方法は、効果がある。ただし、魔法のようなものではなく、適切な教育方法を学ぶ必要があるし、時間もかかる。
 日本ではやっとLDの教育方法が導入され始めたが、十分な効果をあげているものはあまりない。
 フォイヤーシュタインの方法は、知的に遅れた数多くの難民を受け入れる必要があったイスラエルが、国の存続を懸けて開発した知的リハビリテーションと言っても良いだろう。
 日本では、遅れがある生徒の親に対しては、「無理をしないで。受け入れてあげて。」という助言が多い。もちろん無理はいけない。しかし可能なことは挑戦したい。それが多くの親の気持だと思う。この本を読み、そしてフォイヤーシュタインの方法で伸びていく多くの人がいることを期待する。

勇気付けられる本です
認知能力強化の問題など、これまで耳にしたことのないような言葉が多かったのですが、非常に興味深く読むことができました。
なにより博士の子どもに対する成長への信頼が感じられます。
惜しむらくはまだ日本で広く紹介されていないために、関連図書がこの本しかないことと、セミナーなども少ないことです。
でもきっと、本で読んだ知識でなんとなく実践に生かすことよりも、実行希望者が本当に体験してみることが大切なのでしょう。
本当は5つ星の気持ちですが、内容としては実際の手法ではなく事例紹介がほとんであり、まだまだ本質に触れきれない部分があるために4つ星にしてみました。



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