• J.K.ローリング   
  • 伊坂幸太郎   
  • 加島祥造   
  • 上野千鶴子   
  • 村上龍   
  • 養老孟司   
  • 東野圭吾   
  • 村上春樹   

人気の文学書通販Top >  村上龍 >  すべての男は消耗品である (角川文庫)

すべての男は消耗品である (角川文庫)

すべての男は消耗品である (角川文庫)
村上 龍
すべての男は消耗品である (角川文庫)
定価: ¥ 504
販売価格: ¥ 504
人気ランキング: 218976位
おすすめ度:
発売日: 1990-11
発売元: 角川書店
発送可能時期: 通常3?5週間以内に発送

時代の空気を読む事に長けた著者の軽快な?エッセー。
とにかくこの人は正直な人であるし、ある意味で頭のいい、時代の一歩先を読むことにたけた人なんだなと思わせてくれる。
この本が世に出たのは、バブル期だ思が、この頃を切欠に日本人のそれまでの価値観がガラッと変わった契機になった時代だったと思う。
そんな最中、この本に書かれてある事は、それまでの御行儀よく本音を言わない恋愛論やエッセーでは見られなかったような
●ブス否定、美女礼賛、
●美女を連れて歩く事で男の価値(評価)が上がる.
確かに、アジア圏を含む海外では、付き合う女性の外見や内面の教養や人間性のレベルを判断した上で、その女性を連れて歩く男性の価値も図られることはあると思う。
日本人男性の多くは女の実家の資産を見て女性のレベルを格付けする傾向がある。容姿は十人並み、教養は二の次と言った選択基準な日本人男性。
村上氏はその点はグローバルな視点で、ある種のトロフィーワイフ的な女性選びをしているのかと思う。
●才能のない人には努力を進めず、切り捨てる物言い。
●すべての人間は平等ではない(不平等だ)。  と言う現実をガツンと書ききった事だ。
読んでいて「えーこんな事、書いちゃっていいのかな?」と思ったもんである。
そして、自慢しいの村上氏らしく、当時住んでいた東急の某所の事、所有しているもの、ゴルフの話等の自慢等もしっかり行っている。
だが、まあ、ここまで正直に書いちゃうと、反論する気にもなれず、むしろ、このエッセーに書かれている村上語録の中に、ある種の真理を見いだせてもしまう。
時折、読んでいて、なぜそこまでブスが嫌いなのか?と勘繰りたくなるが、確か村上氏はあの当時、恋愛や様々なことに関しての対談講演会で、林真理子と公開対談していませんでしたっけ?
そして、今思い出したが、南美紀子氏がエッセーで「非日常的な人」という村上氏の造語?と思しき言葉を使ってあるw浅野の一人を「姫」と例えて貶していた本もあったな。
村上氏は本音の人であり、造語の達人であり、時代の先端を読む達人でもあると思う。
バブルの負の遺産と言われる村上氏であるが、この本は農耕民族の事なかれ主義の日本人男性には珍しい、狩猟民族的思考を持つ野性的で建前を嫌い、本音で生きる
グローバルな視点から形成された成功哲学を持つ、村上氏のエッセンシャルな部分の一部が詰まった、時々ヘラヘラッと笑わせてくれる楽しい一冊だと思う。

素直過ぎる表現
 全体的に、放送コードぎりぎり。よくぞここまで書けるなと思ったのが正直な感想です。

 世の中に常識としてまかり通っていることがらを、歯に衣着せぬ口調で乱雑に語ります。非常に乱暴。

 才能は、生まれつきのもの。努力ではどうにもならない。
 美人は三日で飽きるというのは、ブスの自殺を救うため。
 才能のない男が、戦争をやりたがる。
 男の犯罪と芸術は、全て勃起をおさめるため。

 などなど、著者の単なる言いがかりか、バカ正直なのか解りませんが、バッサリ世の中の欺瞞を切っています。

 著者曰く、この本を読んでいる人間こそ、「消耗品」だそうで。ワンコイン出して、わざわざこの本を買った私が消耗品扱い。酷い。

 読後は、怒りとも侘しさとも違う、ある種の倦怠感に襲われます。もし、よろしければどうぞ。

 

ぶっきらぼうがいい
ほとんど書き捨てな感じのエッセイで、読んでいてしばしば置いてきぼりをくらうのですが、恐らく才能溢れる時期に書かれたのでしょう。文章がきらきらと輝いています。
およそ20年近く前に書かれたものですが、内容がそれほど古びているとも思いません。
村上龍氏のこの言葉が痛快です。
「美人は3日で飽きるというのは言うまでもなくブスを自決に追い込まないための嘘であって、ブスは飽きられることさえないのである。」
彼のこういうレトリックある文章がすごく好き。



関連エントリー

人気の文学書通販Top >  村上龍 >  すべての男は消耗品である (角川文庫)